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2008年3月18日 (火)

TRPGは赤箱から根本的には進化していない。っていうかしないで欲しいというある外野の意見

「マァックス!」
「おおジョー」
「表題の件は本当かい?」
「ああ本当だマックス。正直今のTRPGは複雑すぎるよ。正直なんであんなハンドアウトとかシーン制があるのか、理解に苦しむ」
「まってくれジョー。FEARゲームが発展したのは古いユーザが属人的に囲っていた情報を我々初心者に対して開放してくれたのではないのかい?」
「そうなんだが・・・実はだね、皮肉なことかもしれないが、結果的にそれらは逆にTRPGに対する敷居を高めてしまったんだよ」

「オーマイガーッ。そんな馬鹿なことがあるのか。信じられない。FEARは、FEARは僕達のためにあんなに立派なシステムを作ってくれたのに、それが実はいらないことだっただなんて」
「FEARユーザの確保には役に立ったかもしれないが、実はTRPGの敷居は逆に高まっていたんだよ」
「そんな馬鹿な!では我々は永遠にクラシックD&Dで充分だというのか!ありえない!」
「初心者の間口で言うなら。クラシックD&Dで充分なんだ。あのわかりやすすぎるシステム。初めて直ぐに理解できるフレンドリーさ。しかも上級者と初級者には明確な差が生じる。皮肉なことに、TRPGはクラシックD&Dで既に完成してしまっていたんだよ」
「それは所詮懐古厨に過ぎないね。愚かな考えだ。FEARシステムこそが今最も先進的なユーザフレンドリーなシステムだよ!」
「いや・・・それは結局のところだね、”TRPGを既に知っている”人間、あるいは”知り合いにFEARシステムを知っていてそれで遊ばせてもらう”人間にとって上手くいくだけに過ぎない。まったくなにも知らない人間がFEARシステムを持ったときに思う台詞は

”キモッツ”

の一言だよ」

「馬鹿やろうっ(殴る)」
「(涙を流しながら)お前は・・・お前はあの素晴らしいシステムを懐古厨の下らない台詞によって終わらせろとでもいうのか!」
「・・・いやそうはいってない。しかし、”FEARシステムは現在のTRPGを更に他分野に対して浸透させ、新規参入者を招くにはあまりにも先鋭的すぎる”とは言える」
「馬鹿な。そんなわけ、そんなわけがあるかっ」
「結局TRPGを知らない人間、あるいはかつて知っていた人間たちも、D&Dは赤箱、国産はソードワールドで知識が止まっている。今の現状を知りたいとも思っていないんだ。やはり赤箱の前に赤箱はなく、赤箱の後に赤箱はなしということなんだよ」
「しかし・・・それでは・・・プロは食べていけないだろう。プロはどうやって生きていけばいいんだ」
「そのプロが食べていくために、ゴテゴテと赤箱に様々なものを乗せてしまった。TRPGの進化と発展の名の元にね。果たして可能かどうかわからないが、今思うのであれば、やはり赤箱はそのまんまパクッてでも売り出し続けるべきだった。今はそういう意味での完全初心者対応TRPGは一切ない状況とも言えるんだ」
「・・・D&D初心者向けパックがある、文庫版のTRPGだって」
「あれでは直ぐに限界が来てしまう。わかっているだろう、赤箱はそのままそれだけを遊ぶだけで数十年を費やすことができる。商売抜きで考えるならば、赤箱はパーフェクトだ」
「・・・僕は信じないぞ。FEARシステムこそ、今最も最先端であり、先進的であり、最も広く一般庶民に浮け居られるべきシステムだ!これこそがトップオブザワールドなんだ!」
「・・・いずれその答えはわかるだろう」

「そしてもし・・・TRPGが終わりを迎えるとすればそれはただ一言。

赤箱を越えることができなかった

という言葉に全て集約されるだろう。」

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