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2008年7月13日 (日)

A-DIC:Aの魔法陣の利用に関しての解析、フリーツールTRPGとしてのAの魔法陣の限界

以下調査結果となる。

・全てのAマホのバージョンにおいて、本当に重要なことは『アルファシステムサーガ』『Aの魔法陣第三版』『無名世界観において遊ばれるすべての セッションログ』のうちいずれかを読まなければわからない。ネットの情報では不完全なAマホセッションしかできない(最後の3番目を使えば可能かもしれな い)

・Aの魔法陣に関心があっても、無名世界観に関心のない人間が、それらの3つの文献を読み取るのはモチベーションとして大変困難である(ファンであれば、まったく問題はないが、ファンは無名世界観以外での運用を考える必要がない)

・つまるところAの魔法陣は完全に無料なオープンソースのTRPGではないし、そのような宣言をしたこともおそらくない。Aの魔法陣はあくまで芝村 裕吏氏個人とその周囲のステイクホルダーをめぐる商業戦略の限界内で行われた芝村氏のTRPG研究の成果物であり、それを芝村氏個人の業績に関心のない完 全な第三者が応用するには、いくつもの困難なステップを乗り越える必要がある(その整備は、まだほとんどなされていない)

以上をもって、「A-DICグローランサ」をそのままAの魔法陣のプラットフォーム上で運用することには、デザイン面でも、運用面でも、大きな効果をあげられるとは言いがたい。
(これは、Aの魔法陣そのもののデザインに対する評価ではなく、Aの魔法陣に過剰に期待されている応用可能性についての考察であるということを念頭においていただきたい)

以上。

つまり、アルファシステムサーガ(ver1.0)かAの魔法陣3版(ver3.0)を買った上でA-DICグローランサを使う体制を整えるのは可能 だが、ネットにある情報のみでA-DICグローランサを遊ぶのは困難である。こうなると何処までA-DICグローランサを作る意義があるのか、またそれで もなお作る場合果たして何版に準拠すべきなのか、要検討課題と考えられる。

ネットに存在するver2.0はver1.0の拡張ルールであり、ver2.5はver3発売のために設計された、テストプレイ用の新ルール(ver3.0のα版)である。

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