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2008年11月21日 (金)

SR4thの今回の騒動は

ちょっと海外サイトまで読んで思ったんだけど、サブプライム問題に端を発したアメリカ発金融不安の影響じゃないかな?

SR:カタリスト、Wizkids版権の買取交渉へ

http://suzakugames.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/wizkids-7c08.html

個人的な結論から言うと、WidsKidsを買収したTopps社が金融不安のための資金繰りの一環として、WidsKidis社の制作ラインを廃止することにした、ということに端を発するのではないかと思う。

恐らく予想通りの売り上げが上がらなかったのか、あるいは短期での資金繰り一環として廃止することに決定したのではないか。Topps社は元々がもっと別ラインの、スポーツ関連のトレーディングカードゲームの会社であり、数年前にWidskidsを買収してそちらの方向性(ボードゲーム、XBOX関連?)にの触手を伸ばそうとした。

Topps→WikisKids→カタリストゲームラボ→アークライト という流れ。

しかし予想外のサブプライムによる金融不安と信用収縮が発生したために、Widskidsラインを廃止することにしたのだろう。カタリストはWidskidsとはそうした契約を結んでいるから2011年までは更新可能だ、と行っているが、それもどうなるかわからない。逆にいうなら2011以後はまったく現在予定がたってないとも言える。だからこそ大元のToops社に対して交渉を開始した、ということなのだろう。というか買収してToops社から権利を手に入れて自由に出版を行う。

実際どうなるかわからない。予想以上の収益リターンを出しているのか、という話になるだろう。キャッシュ(現金)、フリーキャッシュをどこまで生み出しているプロジェクトなのか、という話にもなる。その判断によっては

A)2011以前にカタリストへのシャドウランライセンシーは停止
(あくまでWidsKidsとの契約であるため)
B)2011以後シャドウランセンシーは停止
C)Topps社とのの再契約によるシャドウラン存続
 C-1)2011前の再契約による存続
 C-2)2011以後の再契約による存続
D)Toops社による2011前のシャドウラン停止

E)カタリストラボによるシャドウラン買収で再出発

などが考えられる。よって日本への契約もまた、どうなるかわからない。そもそも2011年までカタリストがシャドウランを出せるとしても、日本版契約条項がどのように記載されているのか。逆にいうと、日本語版もまたどこまで利益を生み出しているのか。カタリストにとってどこまで重要なのか。契約条項によって出さざるをえないから出しているだけなのか。

恐らくカタリストラボがWidsKidsと結んだ契約について、条件を確認し、Topps社とどう再契約を結べるかにかかるのだろう。それ次第によっては日本語版もいきなり終焉する。というか買収できるのかどうか。今の社会情勢でどこまでそれらは利益を生み出せるものなのか。

サブプライム金融不安がこういう関係で影響を及ぼすとは思わなかった。

http://www.shadowrun4.com/wordpress/2008/11/catalyst-game-labs-submits-offer-for-wizkids-properties/
http://www.topps.com/
http://www.wizkidsgames.com/wk_article.asp?cid=41914
http://biz.yahoo.com/ic/14/14931.html

追記)この上記の資料を見ればTopps社は2007年度に歳入、売り上げがRevenue Growth (1 yr):11.20%、つまり11.20%上昇している。しかしこれらはEmployee Growth (1 yr):(-13.30%)、つまり従業員の1割以上を削減した結果とも見て取れる。要するに2007年度に従業員の首切りをしなければならないぐらい(10人に一人の)には危機的状況にある。恐らくこの次の手が「不生産部門の停止、廃止」であり、その筆頭がWidkidsなのだろう。

恐らくこれにより日本語版契約もまた再度契約か、破棄か、何らかのリアクションが発生する。直近の影響としては、現状確認と契約条項の確認と再度契約(破棄)により日本語版サプリメントの出版は来年以降になると思う。あるいはこの時点で終了。ルールブック重版もどうなるかわからない。正直日本語でシャドウラン4thをやりたいのであれば、今の時点で購入しておいてもいいかもしれない、とすら思う。

結局馬場氏のいっていた海外ゲームであれば絶対に途中でストップすることはない、ってのは大嘘で、むしろ日本よりももろに経済状況に影響を受ける、ということになるのだろう。

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