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2008年11月 9日 (日)

「かんなぎ騒動」と性と臭いのTRPG

「やぁマックスどうしたんだい」
「うううう・・・僕の、僕のなぎ様がァアアアッツ」
「い、いったいどうしたんだ」
「なぎさまが、なぎ様が穢れてしまったんだ!」

「ほう、それはあれかね、よくいう”中古騒動”(ヒロインが実は非処女だった、手垢がついていた)というやつだね」
「馬鹿野郎!そんな生易しい言葉で思いつくものか!ううう」
「うううむ、そういうものか、まぁ確かに。ある意味大変興味深い美少女萌え漫画ではあるな。男性オタク向け漫画なのにまったく男性オタクからは格好よいとは思えない元カレを出して今までの行為は全てその元カレに貢ぐためだった、というのは。恐らく大逆転で主人公の元へ戻るのだろうが」
「ううう」
「しかしだな、うーむ、別にぶっちゃけ、非処女でもよくないか?いったい何をそこまで怒るのかちょっと理解不能だよ。そういえば漫画バスタードでも、当初は”処女のキスによってダークシュナイダーに変化する”とか処女信仰的なノリはあったなぁ。そもそも愛の女神の名前がイーノ・マータだものな」
「・・・あれだよジョー、読者は即ち主人公と同化するわけだ。そのある種妄想によって幾重にも厳重に構築された穢れなき妄想が一瞬にして無残にも破壊されてしまったわけだ。しかも最悪の結果をともなって」
「どの道出来レースじゃないのかなぁ。恐らく元のサヤに戻るよ。多分。戻らないかもしれないが。その場合は其の場合で大変興味深い展開ではあるな。萌え漫画にスイーツ(笑)視点を持ち込んだ数少ないマンガとなるかもしれない」
「なんにせよ、かんなぎ読者は大混乱だよ」
「南無」

「しかし、ずいぶんと保守的だねえ」「オタクは性的に保守的だし、本質的には保守的だよ」「男性主人公はともかく、女性たちには貞節と純潔を求める」「SchoolDaysの誠氏があそこまで憎悪されたのは、その性的に保守的な面を非常に刺激されたからだ」「自分たちには絶対に行動できない女性遍歴」「彼は個々のヒロインを愛すわけではない」「その肉体のみを愛した」「オタクが本質的に望んだ理想だ」「だからこそ憎まれる」「近親憎悪ということだ」「あそこに己の最も求めてやまない理想の姿を映し出されたということか」「ヒロインにも基本非常に純潔であることを求めている」「己だけの女性であってほしいわけだ」「プライドの問題でもあるね」「だからバイセクシャルで性的に奔放で非処女どころか男性をとっかえひっかえでくわえ込むような美少女は、そもそもオタク的文脈としては存在できない」「最低でもヒロインとしては人気になれるわけがない」「レズビアン的、女性同士、ヒロイン同士の疑似結婚状態が、唯一ヒロインに残された性的な脱出手段だ」「脱出ではなく、それぐらいしかオタクには理解できないし、許容できない」「ヒロインの性的嗜好としてか」「そうオタクが許容可能な、ヒロインの性的嗜好は、唯一百合レベルの同性愛にすぎない」「それも本格的なものではない」「あくまで百合、精神的なつながりと、その延長線上の身体的なスキンシップに限定される」「処女そのものが、男性にとって最もわかりやすい”自分だけの印”だからだ」「少女を己の手で女性へと覚醒できるスティグマ」「よって処女は男性にとって、オタク的文脈にとっても極めて価値の高い聖なるものとして尊重される」「女性からしてみれば腹を抱えて笑うかもしれない」「この世には、それが滑稽だ、とわかる女性だけではない」「イスラム教圏での女性の扱われ方と比べてみればまだ可愛い方だな」「あちらは信じられないような男性優位社会だ」「レイプされた少女が男性を誘惑したという理由で火あぶりにされる」「インドでは親が許されない男女の交際が女性の顔が焼かれたりする」「それらとオタク的文脈における処女信仰はさほど遠いところにあるものではない」「ケータイ小説、少女漫画の主人公たちの性の奔放さとは対象的だねえ」「性に対するとらえ方の違いだよ」「少女漫画やケータイ小説の主人公の描き手は、女性、少女で、純潔というものが男性的社会による抑圧プロセスの一種であることをよく知っている」「オタク的美少女は、基本オタク、つまり男性社会の抑圧プロセスに忠実であることを求められる以上、処女にならざるをえない」「他の男とつきあうのはもっての他だ」「オタク的美少女は、性に関しての要望に自由はない。基本ヘテロで、一人の男性を愛す、それはしかもオタクの分身である男性主人公だ」「まるで恋人というよりは愛人のようだね」「そうかもしれない。女性の性の自立というのは認められない世界なんだよ」「性の自立はすなわち女性自身の自立にも通じる」「捨てられてしまう」「それは恐怖である以上、封印するしかない」「よって処女崇拝政策は続行される」「まぁ都合の良い世界なのだものな」「それを最近は、はっきりと伝えてしまう作品がでてきたのだろう。ARIAといい、かんなぎといい」「両者とも女性が作者だ」「だからこそ描けた」「空気を読まなかったともいえるな」「オタクに捧げられし永遠の処女が最も最悪の形を伴って現実を見せつけられるわけだ」「そんなものは現実で十分で、妄想ではせめて妄想だけは、と悲痛なまでの願いが裏切られるわけだからそれは確かに」「自分勝手ではあるのは間違いないが、確かに怒るかもしれない」「悲しいかもしれないね」「同じオタクとしてそれは理解できる」「これは予測だが・・・もし将来的に擬似的でもオタクの理想を現実化できるギミックが誕生できれば、その存在がいかに奇形なのか、ということをオタク自身が間近に視ることになるかもしれない」

 

参考URL:http://twitter.g.hatena.ne.jp/hachimasa/20081108/1226156431

**

「しっかしそんな男女の間のセックスなどどこまで騒ぐものなのだろうか。ディードリットとパーンだってやりまくりだろう?ピロテースとアシュラムだってやりまくりに違いない。まったくもってうらやましい話だよ」
「まぁナイトウィザードの柊氏もやりまくりだろうな」
「そうだ。あの誰だっけ、ソードワールドのほら、えーと、キウイ、もといリウイ氏は、恐らくパーティ内の女性メンバーを全員喰っているよ。」
「あれだな、きっとソードワールド、アリアンロッド、他各リプレイの登場人物の男女たちも壮絶な愛想劇があるにちがいない。そういえば、夜のパーティ内でセックスをした、間接的にそれを匂わせた話はルナルサーガの小説版だね。リプレイの前日譚。

確かアンディ氏と夜セックスした女性がいた。しかしアンディ氏の子供が月に至る子になってしまう、という予言もあって、そのセックスした女性はアンディ氏と戦闘して死ぬね。確かほら、なんちゃって空手、ダルケスの、そう神聖娼婦アルアリナの女性司祭だったはずだ。ともあれ基本やりまくりだね、きっと」
「やりまくりか」
「やりまくりだ。乱交パーティだ。スワッピングだ。そういえば、かつてディードリットとギムが交配して生み出した脅威の最強種族、ドワルフ、というのがあったな。確かにエルフとドワーフを交配できれば最強種族が生まれるに違いない」
「まぁ性ねえ・・・D20サプリメントではそのまま性を扱うサプリメントがあったな」
「あるね。ガープスでもあるよ」
「ルーンクェストの女神マーランゴアに至っては、マ●コで挿入されたチ●ポを握りつぶす、もぐ魔術があったはずだよ」
「ひぃいいい」
「これぞほんとの魔羅んゴア」
「海外は比較的にそうした性に関して大らかというか、なんだかがんばってしまうところがあるな。ルーンクェストでは混沌であるブルーはなんとでも子供を交配してしまうことができるため、ゆりかご川でブルーに侵された少女が祭壇にいて、それをGMが

”この破瓜されざる、蕾の手折られたような少女がそこにはいた”

と説明したときにはなんともいえない文学的香りをそこに感じたね」
「少女はどうなった?」
「たーしか助かったはずだ。堕胎もできたような」
「ウォーハンマーでも混沌の中には同じように孕ませまくりまくりまくりの混沌がいたねえ」
「そういうの、日本のTRPGではなかなかに無いんだよね、対象ユーザの年齢層の違いなのかもしれないが」
「まぁエンゼルギアとかだとだね、それはもう見事なまでにえげつなーい性的展開の同人誌とかはあるんだけどね。エンゼルコアはエロゲだしね、そういえばどうなったのだろう」
「ソードワールドやアリアンロッド、アルシャードで性的充足、もとい強制妊娠させてしまうような魔法体系、あるいは魔術、あるいは怪物、というのは確かに用意されてはいないと思う、ちなみにシャドウランやアースドーンでもない。本気でやりたければ自分で作るしかない」
「まぁ、普通そんなの出されたら中高生引くよ」
「別の趣味に目覚めるかもしれない」
「目覚めてもらっても困る」

**

「ただね、最近思うのだけれど、あれだね、誰も言わないみたいだから言うけれど、冒険者って”臭い”ね」
「ほほう」
「におうよ。ものすごく。きっともうその臭いたるや数百m先からでもわかる、もっと先からでもわかってしまうかもしれない」
「なぜそう思うんだい?」
「お風呂にも入らず、着たきりすずめではないか。オタクたちも真っ青だよ。彼らの汗の量は、夏のコミケに突入するオタクをはるかにしのぐよ。一回戦闘するたびどれくらい汗をかき、垢がでると思っているんだい。ぬぐっても限界がある。しかも毎回毎回そのたびに貴重な飲み水を使うわけにもいかない。

恐らくリプレイに収録されている連中は、もう美少女も含めて臭いがものすごいだろうね」
「女性にはきついだろうねえ。比較的お風呂には入っていると思うがね」
「そこらへんは行軍中の排泄と同様に語られないからね」
「初期ソードワールドリプレイではお風呂に入るシーンなどがあったね」
「一歩間違うとPLに対するセクハラでもあるけどね」
「まぁ基本冒険者は臭う、ものすごーく臭い、と思って間違いはないね」
「まぁそんなことを言うGMはまずいないと思うがね」
「というかそんなことを気にするものかね。イッツスメル。ああいう可憐な美少女が壮絶な臭いを醸し出しているというのは・・・なんというか興奮するね」

「それはまぁ変態だ。彼女たちの汗と垢、あのすばらしい肢体を包む服ともども、壮絶な臭いだよ。イッツスメル」
「しかしそれは耐えられないのではないだろうか?」
「安心してほしい。皆なれてしまうんだ。本人は気付かない」
「しかし村や街の住人はわかるんだね」
「その通りだ。あの可憐な美少女さんは・・・冒険者だね、と」
「そうだ。あの美しい美女さんは・・・冒険者だね」
「もう信じられないような臭いだよ。もう臭いとか言うレベルではないね。イッツスメル。なぜかというとね、恐らくはほぼ同じような生活をするであろう山岳ゲリラたちもまたものすごい臭いを発していたらしいからだ。」
「そのまま較べることは困難だとは思うけどね。しかし・・・そんなに臭いのか。それは女性にはきついかもしれないね」
「だからだね、おそらく香水もまた発達しているに違いないのだよ、西洋の香水はそうした匂いを消臭するためにも用いられた」
「入浴せずに香水で臭いを消すのか。なんかいよいよ壮絶な臭いが・・・まてよ、魔法のある世界であれば臭いを消すことができるのではないか」
「まぁできるかもしれない。しかしそんなことにリソースを費やすわけにもいかない場合、やはり彼ら彼女らは匂うのだよ」

「匂い美少女、ってのは新たな一ジャンルにならないものかね?」

**

「で街から街への冒険の途中で排泄して、夜は乱交パーティか。なんか新しい冒険者像が生まれたような気がする」
「マーランゴアの女性と乱交はやめたほうがいいよ。もげるから」
「もげるんだ」
「うん。海綿体に血が充血した状態、それが勃起している状態だが、その状態でもげたら、チン●から血が噴き出して出血多量で死ぬかもしれない」
「恐ろしい話だね。絵的にはシュールだ」
「壮絶な匂いを常時発し、冒険途中で排泄し、夜は乱交パーティか。いったいどこのサバトなんだろう」
「まぁ匂いも、移動途中の排泄(迷宮内の排泄)、パーティ内でのセックス、これらはまーったく光を浴びてないからねえ、ついでに女性PCたちの月経処理なども」
「月経を遅らせる薬、また恐らく堕胎薬、避妊薬などが恐らく存在するのだろう。あとは簡易トイレか。そういうのを駆使することなるわけだ・・・いやどうなんだろうねプライバシーもくそもなくなるね、それ」

「あ、ちょ、ちょっと待って!」
「でブビデバビデブー」
「これは女性からしてみれば死にたくならないかね」
「実際女性は小さいのを我慢して膀胱炎になりやすいそうだ」
「いや冒険途中に膀胱炎になられても困るよ」
「しかし移動途中に待ってもらうとわかってしまうだろう」
「適度な休憩を入れればいいじゃないか」
「まぁそれでもやったかやってないかわかってしまうねぇ」
「パーティに紅一点というのはダメだ、女性は最低二人いないとね」
「ディードリットは苦労したろうなぁ」

「でまぁこうした姿は、概ね山岳ゲリラ以外であれば、アタック途中の山岳チームに近いかもしれない。パーティ内にプライバシーはない。」
「匂って、排泄して、夜は乱交か。こうなると、美少女も新しいビジョンを伴って出て来るねえ。リプレイ表紙とかもなんかまったく別の意義が見いだされそうだよ」
「あの満ち足りたような顔の裏側になにがあるか、だね」
「もいでほしくないなぁ」
「まったくだ」

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