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2009年6月 7日 (日)

印税の話と著作権、知財法務 後継者問題

「以下が参考になる」
「オゥ、サンキューベリマッチョ」

印税
http://www.pot.co.jp/matsukuro/20090604_170746493911957.html
http://www.pot.co.jp/matsukuro/20090605_083117493912008.html
http://www.pot.co.jp/matsukuro/20090606_143135493912050.html

http://www.pot.co.jp/matsukuro/20090607_155313493912064.html

「ま、読むとわかるがかなり結構酷いね」
「なんでだろう」
「契約書、契約についての考え方が非常に独特なのかもしれない」
「どのように」
「実際どうなのかはわからないが、契約書なしで口約束での契約で話が動くのと、恐らく編集者、出版社、作家の間の力関係によって、非常に難しい立場に作家は置かれやすい、”あ、そんな面倒なこというんであれば、別に仕事依頼しなくてもいいっすよ、こっちも忙しいですし”と言われれば途方に暮れる。結局仕事は公共入札なんてあるわけもなく、編集者とのコネが大部分だろう。結局売れない弱小作家は、どうしても不利な立場に置かれる。出版社の法務部門が契約書を用意して、それを双方が精査する、というようなことは、売れない作家に対しては恐らくほとんどないのかもしれない。作家側も契約書をチェックするような体制が作れるとは思えない」
「海外のような出版エージェントは?」
「たけくま氏がそのような存在について言及していたが、恐らく国内において希少なのではないだろうか。要するに、法律ゴロと下手すれば50歩100歩だからだ」
「著作権で言うなら、有名なキャンディ・キャンディなどの事案もある。また怪物くんもやはり著作権者の近親者間による諍いによってなかなかに出版されない、とも聞く」
「契約書、と契約の重要性、知財法務について、どこまで出版会社、作家が考えているのかは不明だ。ただ、大企業はともかく、あまり考えてないところも多いのではないだろうか?」

「そしてこの出版業界の終焉がくる」
「売れない作家、絵師はもろにこの余波を受ける。結局独り立ちするための方策を模索するしかない。売れるかどうかはわからないが。」
「そもそもが個人創作者がその作品を公開することによって収益を得られる収益システムは、国内では限りなく皆無に近いと思う」
「PIXVは?」
「あれも微妙だろう。絵に限って言うのであれば。非常に手間がかかり、そこまでしてお金を払いたい、と思うことはない、結局”ネットのコンテンツは無料”というのが我々貧乏人と暇人におけるインターネットに対する見方だ」

「初音ミクのコンテンツを作る際に発生した匿名性の高い集合知創作システムについても以下のような指摘がある。匿名性だからこそ違法性を何とか許容し、また創作者自身を保護する、それがゆえに逆に金銭的な受容が大変難しい」

金銭でなく賞賛だけを対価にして作品を生む無名のクリエイターは、匿名だからこそ大量に生まれた面がある』という論点に興味があるので、もう一歩踏み込んでほしい
http://tsuda.tumblr.com/post/119060124

「そういえば、FEARの二次創作物に対するガイドラインが少し話題になっていたね」
「知財法務が社長決裁の案件だ、というのは理解できる。16名の会社だし。ただ、個人敵には、あのガイドラインは、非常に明確なメッセージとして、リプレイや小説とは異なるつまりはいちばん人気の出るだろう18禁創作物関連に対して、恐らくあれは遣る気もおきなくなるだろう」
「そういう明確な意見が言いたかったのではないか?」
「そうかもしれない。そうであればあれでいい。ただあのガイドラインを読んで、萎縮しないものはいないだろう。SNEとは大違いだな」
「ちなみにちょっと調べただけだと、SNEの絵的同人誌(漫画他)がかなり多い。それでも全体から比べれば微々たるものだが。FEARは見つからなかった。そもそもが同人誌の要望が需要が極めて低いのかもしれない。同人誌は結局大勢の需要があってそこに供給される傾向がある。その点でいえば、TRPGは少ないし(除くリプレイ、シナリオ)、FEARのはほとんどない、と考えていい。」
「それが賢明かどうかわからないが、もう少しあのガイドラインはわかりやすくゆるやかにしたほうがいい。恐らく著作権使用料についてまで言及したガイドラインはあれが初めてだろう。売っているものがある意味読者やユーザに媚びなくては売っていけない、という商品に対してあの方針は明文化されたものとしてあまりにも厳しい」
「以下など参考になる」

    二次創作を公に許可している【プロの】創作家(小説・ゲーム・絵画・漫画・デザイン・音楽・映画・諸設定などジャンル不問)がいればその作品名・作者・二次創作を行うにあたっての条件を教えてください
    http://q.hatena.ne.jp/1153129177

「なんにぜよ、FEARは二次創作ガイドラインを再考すべき、SNEと同程度にしておいて損はないと思われる」
「まぁそれが社長の選択、あるいは契約出版社の意志であれば特に問題はない」

「今後、出版業界が衰退するにあたって、間違いなくライトノベル、それに付随するTRPGも大きく影響を受ける可能性が高い。既に受けている可能性もある。そういう点で、もしかすれば大きくファンを会得することが可能かもしれない二次創作ガイドラインは熟考したほうがいい」
「しかし社員数10数名の会社規模では難しいのではないだろうか」
「そうかもしれないが、同じような規模の会社は恐ろしい早さで駆逐され、潰れている。TRPG関連の出版を扱っている会社だからといって正直安泰ではないだろう。同じようなことができる人間は掃いて捨てるほどいる。実績から強いコネクションになっているだろうが、別に彼等が会社に縛られるメリットが、もし今後消滅するか、変化した場合どうなるのか」
「会社の資産であるゲームは退社時には持ち出せないぞ、共有財産だろう」
「そうかもしれないが、限りなく似たゲームをだすことは可能かもしれない」
「その場合出版社が現状流通を握っている(実際は卸問屋だろうが)以上、そんなことが許されるとも思えない」
「そもそも会社がなくなったら?」
「その会社の資産であるゲームは債権者が入手する」
「つまり恐らくは銀行か出版社で、彼等がSNEやFEARが潰れた後、別のスタッフを自分達で雇ってそのTRPGレーベルを継続させても特に問題はない」
「この場合、恐らくTRPG会社であるというのは、実績のある人的資産が集合している、制作に関しての連携、意思疎通がとれる、コネクションがある、というのがあるが、それは必ずしも今のTRPG会社がそのまま存続すべきだ、というわけでもない、と思う」
「そもそもが今の社長が死ぬ前に、次の体制に移行し、次の体制での会社運営ができていなければ、恐らく大変なことになる」
「しかし、中小企業の例にならい、ワンマン社長が今の座を引くことはかなり厳しいかもしれない」
「特権がなくなる。現場を引いていたとしても、結局最終承認は社長決裁になる。要するに最後のラインでは社長の望むように会社は動く」
「つまり後継者問題で、各TRPG会社はそれなりに大変な事態を迎えるかもしれない」
「出版業界の衰退をどうにかやりすごせば、次はその次期社長後継者問題が出ることになる、というのが」
「今のTRPG会社の悩みだろう」
「他にもあるかもしれないが」

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